ジャッキー・チェンのポリス・ストーリー REBORN(リボーン)の感想と考察です。2017年中国香港合作。


ポリス・ストーリー REBORN (原題:机器之血、英題:Bleeding Steel)


ざっくりとあらすじ

人工心臓でサイボーグ化した元兵士(アンドレ)率いる犯罪組織と闘いながら、ジャッキーが死んだはずの娘を守る話。死んだはずの娘が生きているのは、アンドレのサイボーグ化と因縁があった!




感想と考察(ネタバレ含む)

むかしはジャッキー・チェンの新作映画を欠かさず見ていましたが、ライジング・ドラゴン(2012年)を最後に見なくなっていました。寄る年波には勝てず、ジャッキーのアクションもキレを失ってきたこともありますが、何よりも「現実世界のジャッキー」の政治色が強くなりすぎてあまり受け付けなくなってしまったのです。

若いころのジャッキーは間違いなくヒーローでした。けれども、最近はちょっと政治的な発言が多くてね。色々と大人の事情もあるのでしょうが、大人の事情に配慮しなければいけない姿そのものが、ヒーローのイメージとかけ離れていて、若いころのイメージが崩れてしまいそうだったので、ジャッキーの映画には近づかないようにしていたのです。

そして今回の「ポリス・ストーリー」。名前がポリス・ストーリーじゃなかったら、きっと見なかったでしょう。ノスタルジーとともに、ジャッキーの原点回帰も少し期待して、久しぶりにジャッキー映画を見ました。すると・・・

これ、ポリス・ストーリーと違うやん!?

のっけからSF全開の世界観。敵役はスタートレックのボーグみたい(マスクを脱いだダース・ベイダーをイメージしたようですがw)。アヴェンジャーズの空母みたいなのも出てくるわ・・・

と思っていたら、ポリスストーリーは配給会社がつけただけで、原題は違うんですね。ポリスストーリー詐欺(笑)  なんじゃ~こりゃ~。口ポカーンですわ(笑) まあ、エンドロールにポリスストーリーのテーマとNG集があったのは良かったけど。

うーん。

ただ、そんな突っ込み満載のトンデモ設定を受け入れてしまえば、まずまずの面白さ。全盛期のキレはありませんが、アイデア満載のアクションはまだ健在です。

ただね、役柄が「義を重んじるヒーロー」とは違って、「娘のために戦うパパ」なんですよね。ここにスケールの小ささを感じてしまう。これ、別に警察設定いらないよね?

ただ、リスンの最後の台詞「あんたらは悪党だ。俺はこれからジャッキー・チェンと食事だ」が良かった。劇中では大した意味を持たないない言葉なんでしょうが、ジャッキーは正義の味方なんだぞ、というメッセージが込められているようでほんのちょっぴり救われた。

総合評価 「続編は別にいいです」
★★☆☆☆  2点

まあまあ面白いですが、忙しいサラリーマンがわざわざ時間を作って見るほどではないかな

  スポンサーリンク
スポンサー リンク