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パシフィックリム アップライジングの感想と考察

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パシフィックリム・シリーズの2作目の感想と考察です。2018年公開アメリカ映画。

パシフィックリム・アップライジング(2018年)

ざっくりとあらすじ


プリカーサーという存在が地球に送り込んだ怪獣KAIJUと巨大ロボットイェータ―の戦いから10年。前作で身を挺して地球を守った英雄(ペントコスト)の子どもが主人公です。途中までは、イェーガーのパイロットの訓練生アマーラと主人公ジェイク扮する教官の話ですが、謎のイェーガーが現れて大暴れ。そのイェーガーを操っていたのは、KAIJUの生き残りでした。更に、次世代の遠隔操作・無人イェーガーも大暴走。KAIJUを再び地球に呼び込んで、地球滅亡の危機に。最終決戦は東京と富士山です。




感想と考察
(ネタバレ含む)


見る人を選ぶ映画です。期待して見るとガッカリ、あまり期待せずに見ると結構楽しめるという感じ。バカバカしい映画なのですが、その根底にある「日本愛」を見出せるかどうかで、評価は変わるでしょう。

日本のサブカルを心より愛する前作の監督の、巨大モンスターと巨大ロボットを戦わせてみたい!という無邪気な思い付きを、莫大な金をかけて実現したシリーズ2作目です。ただし、前監督は降板しています。

前作が「夜」のシーンが多かったのに比べ、今作は「昼」が多く画面が明るい。またイェーガーという巨大ロボットも、前作はレトロなデザインでしたが、今作はなんとなく今風(というよりか、トランスフォーマーみたい)w

本当、バカバカしいですよ。けれども、そのバカバカしいことをやり抜く魂に敬意を表したい。KAIJUという我々にとっては小学生以来に聞く言葉を、ハリウッド映画の中で聞く新鮮さ。ゴジラですらアメリカでは怪獣と呼ばれなかった。これは、ある意味でエポックメイキングな作品と言えます。

そして、日本のサブカルに端を発している映画であるにも関わらず、中国市場を意識しすぎに見えた前作と違い、「東京」「富士山」が最後の決戦の舞台になっている。監督が変わったとはいえ、これは日本に対する最大のリスペクトであると言えるでしょう。特にガンダム!怪獣に壊されないかとハラハラした 笑

規制の強い日本でのロケはなかなか難しいですが、CGベースなら行ける。東京の雑居ビル群をぶち壊しながら戦いが展開されるダイナミクスよ。これぞ、怪獣映画の原点回帰とも言えます。ビル破壊シーンが思う存分見られるのは、戦いを「昼」に設定した効能でしょう。

これだけのものを作る制作陣に絶大な影響を与えた日本のサブカルって凄い。そう思いながらバカになって眺めていればすごく楽しめる作品です。

細かい点で言えば、中国人社長が意外と熱かったのが良かった 笑

あまりいろいろなことにツッコミを入れては野暮というものなのですが、一つだけ。イェーガーの操作には脳を直結するという設定になっていますが、結局身体で操作してますやん。走ったり、飛んだり、回し蹴りしたり 笑

つまり、巨大パワースーツみたいなもので、四肢をロボットに接続すればいいだけでは?脳直結ならイメージだけで動いて欲しいな。

主なキャスト


ジョン・ボイエガ(ジェイク・ペントコスト役 兼プロデューサー)
スターウォーズ新シリーズの脱走兵「フィン」役で有名。本作ではプロデューサーも勤めている。前作主演のチャーリー・ハナムも出演の話があったようだが、スケジュールがつかず断念。

スコット・イーストウッド(ネイサン・ランバート役)
クリント・イーストウッドの息子さん。ワイルドスピード・アイスブレークにも出演していた。

菊池凜子(森マコ役)
日本人役の日本人として頑張ってほしかったが本作で森マコは死亡・・・

新田真剣佑(日本人訓練生役)
本作まで存じ上げませんでしたが、千葉真一の息子さんでアメリカ生まれ。”まっけんゆう”というのは本名らしい。空手もかなりの腕前のようで、なんとなくケイン・コスギを思い出す。まだ若いので、アメリカで活躍するアクションスターとしてケインを超える存在になって欲しい。

スティーブン・S・デナイト(監督)
前作監督のギレルモ・デル・トモに変わって監督を務めた。あまり存じ上げませんでしたが、もともとテレビプロデューサーのようです。

総合評価


この映画を一言で言い表すと、「日本文化のアメリカ的ごった煮、スポンサードバイ中国」

個人的には好きだが、万人受けはしない作品。
★★☆☆☆ 2点

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