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トヨタとスズキの資本提携:民間のインド太平洋戦略

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トヨタとスズキの資本提携が発表されました。

トヨタとスズキ、資本提携を発表

スズキは以前フォルクスワーゲンと提携していましたが、提携は頓挫。今回、トヨタ連合に入ることが決定しました。

これにより、日本の自動車業界は

  1. トヨタ連合:トヨタ、ダイハツ、ヒノ、スバル、マツダ、スズキなど
  2. 日産-三菱連合
  3. ホンダ

に分かれることになりました。

このニュースを聞いて、私は「インド」というキーワードを連想しました。メモとして取り上げておきます。

トヨタとスズキの資本提携はインド太平洋戦略の一環か?

インドの重要性

さて、「インド」というのは超重要な国だと考えています。人口規模で間もなく中国を追い抜き、世界最大の市場となることが確実視されています。そして、地政学的にホルムズ海峡から日本へ原油を運ぶためのシーレーンの要所に位置し、戦略的にも重要な国です。さらに、カースト制度などいろいろと問題がありつつも、日本と同じく多神教・民主主義国家。

仏教が神道と融合して、八百万の神の一つの形になったように、仏教発祥の地のインドでも仏教は多神教ヒンズーの一つの信仰となっています。この「多神教」というのが、多様性を許す未来の世界で重要な役割を果たすのではないかと個人的には考えているのですが、その話はまた別の機会に。

とにかく、まだ成長途上にある「インド」が将来どの陣営につくかということは極めて重要です。

いわゆるインド太平洋戦略は、それらを見越して、インドを日米側につけておきたいという狙いもあります。

トヨタの弱点・スズキの強み

さて、インドの自動車業界ではスズキが圧倒的な力を持っています。インドの自動車のシェアの実に50%がスズキの車という恐ろしさ!スズキの売り上げの多くはインドでたたき出されています。

スズキは、インドにおいて圧倒的な販路網を持っている。

一方、トヨタはこれまでインドに進出しても、なかなかインド市場に食い込むことができないでいました。

今回の提携は明らかに、

  1. トヨタはインドでの販売ネットワークが欲しい
  2. スズキはトヨタの技術が欲しい

というWin-Winの関係でしょう。

さらにスズキの強みとしては二輪車も持っていることが挙げられます。トヨタの技術がスズキの二輪に反映される日も来るのか!?

民間レベルでのインド太平洋戦略

日本経済の中心に位置するトヨタのインド進出は、経済界に極めて大きな意味をもたらすと思います。

民間レベルでの関係強化が、国同士の関係強化にも結び付く?少なくとも、インドとの関係を深めたい日本政府にとっては望ましい展開なのだと思います。

自動車関連にとどまらず、当サイトでは引き続きインドもウォッチしていきたいと思います。

 

 

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